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いびき治療・いびき外来でおすすめの病院やクリニック

いびき治療におすすめ病院の料金や治療の種類を紹介!無呼吸の保険適用・効果も調査

いびき治療・いびき外来でおすすめの病院やクリニック

いびき治療がおすすめの病院の料金と特徴を紹介し、いびき治療の種類や保険適用で行える治療を解説しています。
「いびき治療は何科?」「生命保険・医療保険は利用できる?」などの疑問のほかに、女性のいびき治療におすすめのクリニックも紹介しています。
また、いびき治療のマウスピースやレーザー、CPAP、外科手術の効果とデメリットのほかに、いびき治療の口コミを参考におすすめの病院の選び方もまとめているので、いびき治療を検討している方は参考にしてみてください。

いびき治療のおすすめは?治療の種類と保険適用で行えるいびき治療も解説

いびきイメージ

いびき治療と一口で言っても、治療にはいくつかの種類があります。
また、いびきの症状によっては保険適用で行える治療法もあるため、まずはいびきの症状によって行える治療法を確認してみましょう。

いびき治療は無呼吸・鼻炎・扁桃腺・肥満で治療法が違う?

睡眠中のいびきは、筋肉が緩むことで舌が気道内に落ち込んだり、鼻の通りが悪くなることによって、狭くなった気道に空気が通ることで周辺の組織が振動して起こります。

いびきは就寝中に起こるため、家族やパートナーの指摘によって知らされることが多く、自覚することが難しい症状ですが、いびきの原因には

などがあります。

また、いびきの種類は3つあり、「単純性いびき」「上気道抵抗症候群」「睡眠時無呼吸症候群」に分類されます。
鼻炎などが原因で稀に起こる一過性の「単純性いびき」であれば、鼻炎やアレルギーの治療を受けることでいびきが改善されますが、いびきをかく原因がいくつか重複している場合には、自己判断が難しいというのが現状です。

特に、いびきの種類が「上気道抵抗症候群」や「睡眠時無呼吸症候群」だった場合にはいびき治療が必要になる可能性があります。

上気道抵抗症候群とは?

上気道症候群は、上気道が狭くなったところに呼吸するために力が入ることで振動が起こりいびきをかきます。
睡眠中に無呼吸状態になることはありませんが、「睡眠時無呼吸症候群」の軽症型とも言われており、日中の怠さや眠気を感じやすくなります。

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる症状で、10秒以上呼吸が止まった状態が1時間に5回以上、または7時間に30回以上あった場合に診断されます。

睡眠時無呼吸症候群には気道が狭くなることで起こる「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」と、息苦しさで就寝中に目が覚める「中枢性無呼吸症候群」の2種類があります。

無呼吸状態は血中の低酸素状態になり、脳梗塞や脳卒中、心不全、心筋梗塞などを起こす要因となり、さらに重症化すると突然死のリスクも高まります。

上記のようないびきの症状がある場合には、いびき治療が必要になります。

いびき治療には、口腔内の気道を広げる「マウスピース」や医療機器を使用し気道に空気を送る「ナステント」「CPAP療法」、口蓋垂・軟口蓋を引き締めて気道を広げる「レーザー治療」、気道を狭くしている部分を切除する「外科手術」などがあります。

また、いびき治療には、いびきの重症度に応じて治療が行われます。

軽度 マウスピース・ナステント・レーザー治療
中度 マウスピース・レーザー治療・CPAP療法
重度 CPAP療法・外科手術

いびきが軽度の場合には、「マウスピース」「ナステント」「レーザー治療」などがあり、中度以上になると「マウスピース」「レーザー治療」「CPAP療法」「外科手術」といった治療法があります。

いびきの中度から重度に分類されている睡眠時無呼吸症候群の症状がある場合には、治療の第一選択肢として「CPAP療法」が選ばれており、睡眠中に気道が塞がれるのを防ぎ無呼吸状態の改善に高い効果が期待できます。

いびきが重度の場合には、いびきの根治治療として「外科手術」という方法があります。
「外科手術」は原因となっている鼻腔内や口腔内を切除する手術となり、ほとんどの手術には入院が必要で、手術部の痛みやダウンタイムがあります。
外科手術を受けると、回復するまでにも生活に支障をきたす可能性があるため、医師としっかり相談の上で手術を検討することが望ましいでしょう。

また、気道を広げる施術としては、軽度から中度のいびきに行われる「レーザー治療」があり、痛みやダウンタイムが少なく、日帰りで行えるので受けやすい治療です。
しかし、口腔内の状態によってはレーザー治療が向いていない場合があるので、まずはいびき治療を行っている病院やクリニックで診断を受けることが大切です。

いびき治療は、鼻腔内や口腔内、睡眠中の状態などを検査し、総合的に診たうえで適切な治療法が選択されます。
一人ひとりのいびきの状態によって治療法が異なるので、いびき治療を専門に行う病院・クリニックを受診し、まずは自分のいびきがどのような状態かを確認することが大切です。

いびき治療は健康保険が適用になる?

いびき治療を行う際には必ず検査を行いますが、「睡眠時無呼吸症候群」と診断された場合には、健康保険が適用になり3割負担で治療が行えます。
その場合、保険適用で行える治療法には、マウスピース(上下分離型のソムノデントが適用)やCPAP療法、レーザー治療、外科手術があります。

ただし、保険適用で行える治療は病院によっても異なり、さらに自由診療でいびき治療を行っているクリニックを受診した場合には、全額自己負担での治療になる場合があります。
受診したい病院やクリニックでは、保険適用でいびき治療に対応しているかを事前に確認しておくとよいでしょう。

いびき治療はいくらかかる?CPAPやレーザーの料金を一覧でチェック

では、いびき治療は各クリニックでどれくらいの費用で治療を行っているのでしょうか。
今回、当記事内でご紹介している病院・クリニックのいびき治療にかかる費用と、行っている治療法について表でまとめたので、いびき治療を検討している方は治療を受ける際の目安にしてみてください。

スリープメディカルクリニック いびきのクリニック ガーデンクリニック
いびき治療の料金 ・スノアレーズ
初回:27,280円
1回:99,000円
3回:297,000円(1回あたり99,000円)
6回:543,600円(1回あたり90,600円)
初回お試し価格:9,800円
1回:110,000円
3回コース:297,000円
6回コース:528,000円
・ナイトレーズ
単発:110,000円
6回コース:330,000円(1回あたり55,000円)
10回コース:285,000円(1回あたり28,500円)
いびき治療法 レーザー治療 レーザー治療 レーザー治療
所在地 新宿 新宿 東京・横浜・名古屋・船橋・大阪・福岡


いびき治療におすすめの病院6院の料金・治療法など特徴を紹介

ここではいびき治療におすすめの病院をご紹介しています。
各病院で対応している治療法や料金、特徴をまとめているので、いびき治療を検討中の方は確認してみてください。

スリープメディカルクリニック

スリープメディカルクリニックのバナー

スリープメディカルクリニックのいびき治療の料金と種類
・スノアレーズ
初回:27,280円
1回:99,000円
3回:297,000円(1回あたり99,000円)
6回:543,600円(1回あたり89,100円)

いびき治療の種類:レーザー治療

スリープメディカルクリニックのおすすめポイント

  1. レーザー治療が初回割安の価格で試せる
  2. 施術時の麻酔が無料
  3. カウンセリング・診察・メール相談が無料

スリープメディカルクリニックはいびき治療を専門に行っており、東京新宿区にクリニックがあります。
スリープメディカルクリニックのいびき治療では、口蓋垂や舌などの口腔内にレーザー照射し気道を広げる「スノアレーズ」によるいびき治療を行っており、初めての方には初回価格で割安に施術が行えます。
治療プランには複数回コースもあり、6回コースの場合は1回あたりの料金が割安になるので、費用負担を抑えていびき治療が行えます。

スリープメディカルクリニックでは、レーザーによるいびき治療を行っているため、外科手術と比べても痛みが軽減されていますが、痛みに不安がある方には無料で麻酔にも対応しています。
また、診察・カウンセリングはもちろん、メールでの相談にも無料で対応しているので、いびき治療を検討している方はまずは相談から始めていると良いでしょう。

支払い方法 現金、医療ローン
住所 東京都新宿区西新宿1-4-10 フジタ新宿ウエストビルディング3階
・JR「新宿駅」西口から徒歩5分
・都営大江戸線「新宿西口駅」から徒歩2分
診療時間 火水木 11:00~20:00
土日祝 10:00~19:00
休診日:月曜・金曜

いびきのクリニック

いびきのクリニックのバナー

いびきのクリニックのいびき治療の料金と種類
初回お試し価格:9,800円
1回:110,000円
3回コース:297,000円(1回あたり99,000円)
6回コース:528,000円(1回あたり88,000円)

いびき治療の種類:レーザー治療

いびきのクリニックのおすすめポイント

  1. 初回お試し価格でいびき治療が行える
  2. 回数コースは1回の費用が割安になる
  3. 提示料金以外の追加費用なし

いびきのクリニックはいびき治療を専門に行っており、東京新宿区にクリニックがあります。
いびきのクリニックでは、痛みが軽減されたレーザーによるいびき治療を行っており、初めての方には初回価格で割安に試すことができます。また、治療プランには回数コースも用意されており、3回・6回コースでは1回あたりの費用が割安になるので、数回の治療を行う場合にも費用負担が抑えられるでしょう。

いびきのクリニックでは、一人ひとりの口腔内に適した治療を提案しています。カウンセリング時に提示された料金以外の追加費用がなく無理な勧誘などもないため、自分が納得したタイミングで治療を始めることができるでしょう。

支払い方法 現金、クレジットカード、コード決済(PayPay、LINE Pay)、医療ローン(33,000円以上で利用可)
住所 東京都新宿区新宿3丁目21-7 東新ビル3階
・JR「新宿駅」東口から徒歩3分
・東京メトロ「新宿駅」サブナード12番出口そば
診療時間 10:00~19:00

ガーデンクリニック

ガーデンクリニックのバナー

ガーデンクリニックのいびき治療の料金と種類
・ナイトレーズ
単発:110,000円
6回コース:330,000円(1回あたり55,000円)
10回コース:285,000円(1回あたり28,500円)

いびき治療の種類:レーザー治療

ガーデンクリニックのおすすめポイント

  1. 総合的に診断を行い治療の可否を判断してくれる
  2. 複数回コースは支払い方法や費用面にも配慮
  3. 土日祝日全日19時まで診療

ガーデンクリニックは美容皮膚科や美容外科などの美容医療を中心に診療を行っているクリニックで、いびき治療にも対応しています。

ガーデンクリニックのいびき治療ではレーザー治療を行っており、口腔内や鼻腔内に加え健康状態など総合的に診断したうえで、治療の可否を判断してくれます。
レーザー治療「ナイトレーズ」は痛みの軽減された治療のため、日帰りで治療を受けることが可能です。また、複数回の照射が必要な方にはコースが用意されており、1回あたりの費用が割安になったり、医療ローンの利用もできるため、無理のない支払い方法や費用面にも配慮されています。

ガーデンクリニックは全国に8院あり、いずれも最寄駅から徒歩10分以内の立地にあります。土日祝日問わず、全日19時まで診療を行っているので、都合に合わせて通院できるでしょう。

支払い方法 現金、クレジットカード、医療ローン
住所 ■新宿院
東京都新宿区新宿3丁目33-10 新宿モリエールビル5階
・JR「新宿駅」南口から徒歩5分
・東京メトロ「新宿三丁目駅」A5番出口から徒歩2分


■横浜院
神奈川県横浜市西区北幸2丁目10-40 横浜西口TYビル3階
・JR・みなとみらい各線「横浜駅」西口から徒歩7分

その他院:池袋院・品川院・名古屋院・大阪院・福岡院・船橋院
診療時間 10:00~19:00

いびきメディカルクリニック

いびきメディカルクリニックのバナー

いびきメディカルクリニックのいびき治療の料金と種類
・パルスサーミア
初回お試し:32,780円
1回コース:109,780円
ライト3回コース:329,340円(1回あたり109,780円)
スタンダード6回コース:572,000円(1回あたり95,330円)

いびき治療の種類:レーザー治療

いびきメディカルクリニックのおすすめポイント

  1. 治療を複数回繰り返すことで効果維持が期待できる
  2. 初回&複数回コースが割安
  3. カウンセリングが無料で対応

いびきメディカルクリニックは、いびき治療を専門に行っているクリニックです。全国に東京を中心に11院ほどあり、院によって土日祝日に関わらず診療を行っているので、予定に合わせて受診することができます。

いびきメディカルクリニックのいびき治療では、「パルスサーミア」を用いたレーザー治療を行っており、3回~6回程度繰り返して受けることで効果維持が期待できます。
レーザー治療は痛みやダウンタイムを比較的抑えた施術になりますが、初めての方には初回価格で割安に受けられるので、いびき治療がどのようなものか試してみるといいでしょう。
また、1回あたりの費用が割安になる回数コースも用意されているので、費用負担を抑えて治療が行えます。

いびきメディカルクリニックではカウンセリングを無料で行っており、一人ひとりの口腔内に応じて治療回数を提案してくれるので、まずは相談から始めてみるとよいでしょう。

支払い方法 現金 ※その他の支払い方法は要確認
住所 ■銀座院
東京都中央区銀座7丁目5−5 長谷第一ビル6階
・東京メトロ「銀座駅」から徒歩6分
・JR「新橋駅」銀座口から徒歩7分


■大阪院
大阪府大阪市北区梅田2-1-21 レイズ梅田ビル1階
・四つ橋線「西梅田駅」10番出口から徒歩2分
・JR「北新地駅」11-4番出口から徒歩3分


その他院:札幌院・大宮院・新宿院・町田院・立川院・名古屋院・神戸三宮院・福岡院・熊本
診療時間 10:00~19:00
※ 診療時間・休診日は院により異なります。

湘南美容クリニック

湘南美容外科のバナー

湘南美容クリニックのいびき治療の料金と種類
・いびき治療ROMEO(ロミオ)
1回:59,800円
モニター1回:53,800円

いびき治療の種類:レーザー治療

湘南美容クリニックのおすすめポイント

  1. いびき治療にはYAGレーザー搭載のレーザー治療を行う
  2. 痛み・ダウンタイムが軽減
  3. カウンセリング&術後のアフターケアが無料

湘南美容クリニックは、全国に100院以上ものクリニックを構える大手医療美容クリニックで、いびき治療は新宿本院と大阪梅田院で受けられます。

湘南美容クリニックの「いびき治療ロミオ」は、YAGレーザー搭載のレーザー機を用いたいびき治療で、4週間~5週間の間隔で3回程度受けることで半年ほどの効果持続が期待できます。
「いびき治療ロミオ」は麻酔の必要がなく痛みやダウンタイムも比較的軽減された治療なので、日帰りで受けることが可能です。

湘南美容クリニックでは、いびき治療専門の医師がカウンセリングを行い、喉の状態から施術方法を丁寧に説明してくれます。
カウンセリングはもちろん、術後のアフターケアも無料で行っているので、いびき治療を検討している方は相談してみるといいでしょう。

支払い方法 現金、デビットカード、クレジットカード、医療ローン、ビットコイン
住所 ■新宿本院
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F
・東京メトロ「西新宿駅」から直結
・大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分


■大阪梅田院
大阪府大阪市北区茶屋町1-27 ABCマート梅田ビル6階
・阪急「大阪梅田駅」から徒歩1分
・御堂筋線「梅田駅」H8番出口から徒歩1分
診療時間 10:00~19:00

クリニックフォア

クリニックフォアのバナー

クリニックフォアのいびき治療の料金と種類
・CPAP療法:約4,500円/月
・検査費用
ポリソムノグラフィー簡易検査:約2,700円
在宅ポリソムノグラフィーフル検査:約12,000円

いびき治療の種類:行動療法・CPAP療法・ナステント・マウスピース(歯科医紹介)・外科的治療

クリニックフォアのおすすめポイント

  1. いびきの治療法が豊富
  2. 自宅で検査可能な「在宅ポリソムノグラフィーフル検査」を導入
  3. CPAP療法のマスクの種類が充実

クリニックフォアは東京を中心に全国に11院ほどあるクリニックで、内科や皮膚科、美容皮膚科など多くの診療科目に対応しています。
いびき治療には、行動療法やCPAP療法、ナステントによる治療を行っており、マウスピースや外科手術を希望する場合には、指定の提携院に紹介してもらうことも可能です。

クリニックフォアのいびき治療の診断には、入院不要で自宅で検査ができる「在宅ポリソムノグラフィー フル検査」を導入しており、入院費を削減した検査を行うことができます。
CPAP療法で使用するマスクの種類には、通常の鼻に充てる物のほかに、10種類ほど用意されているので、顔のサイズやフィット感に合わせてマスクの変更が可能です。
睡眠時無呼吸症候群であれば保険適用で治療が行えるので、まずは相談してみるといいでしょう。

支払い方法 現金、クレジットカード
住所 ■新橋
東京都港区新橋1丁目4番5号 ヒューリックG10ビル9F
・JR「新橋駅」銀座口から徒歩3分
・東京メトロ「新橋駅」5番出口から徒歩1分


■渋谷
東京都渋谷区道玄坂1丁目3-3 楠本ビル2F・3F
・JR・東京メトロ各線「渋谷駅」西口から徒歩2分

その他院:田町院・飯田橋院・有楽町院・新橋院・池袋院・大宮院
診療時間 院により異なります。

【女性】いびき治療におすすめの病院を紹介

女性のいびきイメージ

いびきは男性がかくイメージが強いですが、女性でもいびきをかく場合があります。
いびきは睡眠中に起こることでどのような状態かを自分では把握できないため、女性にとっても非常に悩ましい問題です。
ここでは、女性がいびきをかく原因といびき治療が行えるクリニックをピックアップしてご紹介しているので参考にしてみてください。

女性がいびきをかく原因とは?

女性のいびきは、骨格(小さい顎)や鼻炎、扁桃腺肥大、肥満、加齢などが原因と言われていますが、女性が分泌する「女性ホルモン(プロゲステロン)」には、気道を広げる働きがあるため、女性は男性よりいびきが少ない傾向があります。

しかし、50代以降になると徐々に女性ホルモンが減少していくため、気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。

女性のいびきも男性と同様に「単純性いびき」「上気道抵抗症候群」「睡眠時無呼吸症候群」の3つに分類されます。

特に、睡眠中に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」の症状がある場合には、脳卒中や脳梗塞、心不全、心筋梗塞などを発症するリスクが高くなり、最悪の場合は突然死に繋がる可能性もあるため、自分のいびきの症状に合わせて治療を受けるようにしましょう。

女性におすすめのいびき治療が行えるクリニックと料金を紹介

女性のいびき治療が行えるクリニックをピックアップしてご紹介しています。
各クリニックの主な治療法と費用を簡単にまとめているのでチェックしてみてください。

クリニック名 主な治療法 いびき治療の費用
スリープメディカルクリニック レーザー治療 ・スノアレーズ
初回:27,280円
1回:99,000円
3回:297,000円
6回:543,600円
いびきのクリニック レーザー治療 初回お試し価格:9,800円
1回:110,000円
3回コース:297,000円
6回コース:528,000円
ガーデンクリニック レーザー治療 ・ナイトレーズ
単発:110,000円
6回コース:330,000円
クリニックフォア ・行動療法
・CPAP療法
・ナステント
・マウスピース
・外科手術
・CPAP療法
約4,500円/月

・検査費用
ポリソムノグラフィー簡易検査:約2,700円
在宅ポリソムノグラフィーフル検査:約12,000円

いびき治療は何科?耳鼻咽喉科・歯科・外科・専門外来のどこがいい?

いびき治療の診察

いびき治療を受ける際には、何科を受診すればよいのでしょうか。
いびきは鼻腔内や咽喉に原因があることで起こるため、症状がいびきだけの場合には耳鼻咽喉科を受診するとよいでしょう。
肥満症や睡眠時無呼吸症候群の症状がある場合には、ポリソムノグラフィー検査や呼吸機能検査などが必要になるため、呼吸器科・呼吸器内科が適している場合があります。

また、いびきの原因が重複している場合には、耳鼻咽喉科と呼吸器科の医師が連携して診断・いびき治療を行うケースもあるのため、適切ないびき治療を受けたい場合には、耳鼻咽喉科と呼吸器科がある総合病院などを受診するのもおすすめです。

近年では、病院によって「いびき外来」や「睡眠外来」などの専門外来を設けているところもあるので、原因がわからない方や専門医に見てほしい方はそういった専門外来や専門クリニックを受診してみるとよいでしょう。

入院が必要ないびき治療は生命保険・医療保険がおりる?

いびき治療を受けるためには、まずは入院して検査を行う必要があります。
検査入院では、睡眠中の脳波や心電図、下あご(オトガイ)の動きを見る節電図、睡眠時の姿勢と動きなどを計測し、呼吸の状態や眠りの深さを細かく検査するため、病院に一晩入院する必要があります。
検査入院であっても1泊入院の扱いとなるため、加入している生命保険の内容や保険会社によっては入院給付金が受け取れる可能性があります。

また、外科手術を行った場合にも生命保険・医療保険がおりるケースもあります。例えば、生まれつき鼻中隔が曲がっている「鼻中隔湾曲症」を改善するための手術であれば多くの生命保険で取り扱いがあるので、加入している保険に対応している手術があるかを確認しておくといいでしょう。

いびき治療で期待できる効果とデメリットを解説

いびき治療は、治療法によって得られる効果やデメリットも異なります。
ここでは各治療法の効果やデメリットをまとめたので、治療を受ける際の参考に確認してみてください。

いびき治療にマウスピースは有効?市販品と歯科の違い

マウスピース

軽度のいびき治療として「マウスピース」が挙げられます。
マウスピースは就寝の際に、EVA樹脂や医療用シリコン製のマウスピースを歯に装着して行う治療法です。

マウスピースは、上下一体型の物と上下分離型の2つがあり、インターネット通販や歯科で購入することができます。

いずれも、就寝中に下がりやすい下あごを持ち上げ、舌が落ち込まないように気道を広げるため、早い段階でいびきを軽減する効果が期待できます。
就寝前に装着するだけのため、手軽さと身体への負担が少ないのが特徴と言えます。

マウスピースには、市販品と歯科で作成できるものがあり、この2つには以下のような違いがあります。

種類 市販品 歯科
入手の方法 個人で入手が可能 歯科で歯型をとり口腔内に合わせて作成
耐久性 低い 約2年~5年程度
費用 1,000円~10,000円前後 保険適用で1万円~2万円程度

市販品は通院せずに個人で入手できるため手軽さがある反面、耐久性が低く口腔内に適していないものが多いため、思ったような効果が期待できないばかりか、装着自体ができず使い物にならないという可能性があります。

一方で、歯科で作成するマウスピースの場合には、歯科に足を運ぶ手間や作成から手元に届くまでには約1週間程度の期間がかかりますが、耐久性が高く自分の口腔内に合ったものを使用できるため効果が期待できます。

マウスピースは軽度のいびきに有効とされており、睡眠時無呼吸症候群などの中度以上のいびきには思ったような効果が得られない可能性があるので、自己判断はせずにまずは専門の病院で自分のいびきの症状を診断してもらうとよいでしょう。

日帰り可!レーザー治療(パルスサーミア・ナイトレーズ)の痛みは?

いびきのレーザー治療

軽度から中度のいびきには、切らない施術として「レーザー治療」があります。
いびき治療で行うレーザー治療は、軟口蓋や口蓋垂(のどちんこ)などの口腔内にレーザーを照射し、ゆるんでしまった患部を引き締めて気道を広げるため、いびきを軽減する効果が期待できます。

切らずに行える治療法のため、入院せずに日帰りで行え、痛みやダウンタイムも少ないため、術後の日常生活も普段通り過ごせるというメリットがあります。

レーザー治療は、いびき治療を行う専門の病院のほかに、美容医療クリニックなどでも受けることができ、レーザーの種類には主に「パルスサーミア」や「ナイトレーズ」などがあります。

レーザー治療 パルスサーミア ナイトレーズ
効果 個人で入手が可能
費用 1回100,000円前後
※複数回コースは1回あたりが割安になる場合がある
回数 3回~6回程度

複数回照射後、数ヶ月に1回のメンテナンスを行うことで効果維持が可能。
2~6回程度

複数回の照射で1年~2年程度の効果維持が可能。
痛み 比較的少ない。 施術中にチクチクとした痛みや熱を伴う場合がある。
ダウンタイム 人によって多少の違和感を感じる場合があるが、ダウンタイムはほぼない。 術後3日間程度、違和感や痛み、腫れを感じる場合がある。

上記のように、レーザーの種類によって多少の違いがありますが、複数回の施術を受けることで効果維持が期待できます。

レーザー治療は費用が高額にかかり、複数回の照射が必要になる点がデメリットですが、痛みやダウンタイムが少なく、日常生活や身体に負担が少ないというメリットがあるため、負担の少ないいびき治療を希望している方に向いている治療法と言えます。

口腔内の状態によっては、レーザー治療が適さない場合もありますが、軽度から中度のいびきや無呼吸症候群に有効な治療法とされているので、症状に合わせてレーザー治療を検討してみてください。

CPAP療法は無呼吸が治る?いびき治療の期間

CPAP療法

CPAP療法は、睡眠中の呼吸をサポートする装置で、特に無呼吸症候群の症状があるいびきの治療に推奨されている治療法です。
CPAP(シーパップ)は「Continuous Positive Airway Pressure」の略称で、日本語では「経鼻的持続陽圧呼吸療法」という名称になり、専用のマスクを通じて加圧した空気を送り込むことで、睡眠中の低酸素状態や無呼吸状態を防ぎ、いびきを改善する効果が期待できます。

CPAP療法は専用のマスクを装着して就寝するため、マスクの違和感や装置の機械音に慣れないうちは眠りにくいといったデメリットがあるものの、睡眠中の無呼吸状態に高い効果が期待でき、さらに無呼吸症候群には3割負担の費用で済むため、身体や金銭面にも負担が少ない治療法と言えます。

尚、CPAP療法は対処療法となるため、治療期間が特に定められていません。
そのため、CPAP療法を用いたいびき治療の期間は、肥満の解消や外科手術などによっていびきの原因が解消されるまでが治療期間の目安となっており、いびきが軽度になれば、マウスピースなどに移行することも可能です。

のどちんこ切除などの入院が必要な外科手術の種類

いびき治療の根治治療として外科手術があり、いびきの原因となっている口蓋垂や軟口蓋などを切開・切除し、気道を広げることでいびきを改善する効果が期待できます。

いびき治療で行われる外科手術にはいくつか施術法があります。

施術名 入院の有無 施術法
鼻中隔矯正術 有(日帰りで行える病院もあり) 鼻中隔が湾曲していることで鼻呼吸のしづらさによって起こるいびきに有効で、鼻腔の中央にある鼻中隔の軟骨などを切除し、鼻腔内を広げる手術。
CPAP療法やマウスピースの補助治療としても取り入れられている。
口蓋扁桃摘出術 有(1週間程度) 肥大した口蓋扁桃を切除し、気道を広げる手術。
主に子どもに多く行われるが、大人にも適用される場合がある。
軟口蓋形成術 有(1週間程度) 全身麻酔を使用し、口蓋垂と軟口蓋を切除し咽喉を広げる手術。
術後数年後に再発する可能性があり、ヨーロッパなどではいびき治療としてあまり積極的に取り入れられていない。
上下顎前方移動術 有(1週間程度) 上顎・下顎の骨を前後や上下、左右に骨切りし、顎の位置を変えて嚙み合わせを改善することで気道を広げる手術。
手術前に歯の矯正を1年以上受ける必要があり、また顔の形が変わるため十分な診断が必要。

いびき治療で行われる外科手術にはこれら以外にも手術法があり、根本治療が目指せるというメリットがあるため、いびきの症状が重度の場合にはいびき治療のひとつとして検討してみるのもよいでしょう。

ただし、外科手術のほとんどは、全身麻酔を使用して行われ、一週間程度の入院が必要になる点や術後から回復まで施術部の痛みが続くなどの日常生活への負担も大きくなるというデメリットがあるため、医師としっかり相談したうえで外科手術を検討するようにしてください。

いびき治療の口コミから分かるおすすめの病院選びのポイント

では最後に、いびき治療を行った方の口コミを調べ、どのように病院を選べばよいのか、病院を受診する際の選び方のポイントを解説します。

内科・耳鼻咽喉科がある病院を受診した女性の口コミ

いびき治療を専門でやっているクリニックを受診。診断の結果鼻炎による鼻腔内の腫れと判明し点鼻薬のみの治療で済んだ。

皮膚科・耳鼻咽喉科がある病院を受診した男性の口コミ

初診の時から希望を丁寧に聞いてくれて患者の負担にならないようにしてくれた。レーザーを受けたけど痛みもなく施術中も配慮してもらえた。

睡眠時無効旧症候群の専門外来があるクリニックを受診した男性の口コミ

いびきのレーザー治療を受けました。遠方だったため、診察当日に手術を受けられた。怖さはあったけど丁寧な説明を聞いて心強かった。

睡眠時無呼吸症候群の専門外来があるクリニックを受診した男性の口コミ

初診で受診したけど口腔内や鼻腔内を丁寧に診てくれて非常に分かりやすく説明してくれた。負荷の少ない治療から始める事ができて、転勤しても他の病院でも受けられる治療法という気遣いに感動した。

睡眠時無呼吸症候群の専門外来があるクリニックを受診した男性の口コミ

テレビで紹介されていたのを見て受診。人気があって予約待ち2ヶ月でしたが、経過観察2回受診後に扁桃腺をとる手術が受けられた。

いびき治療を行った方たちの口コミを確認したところ、多くの方が耳鼻咽喉科や睡眠時無呼吸症候群の専門外来を設けているクリニックを受診している様子が見られました。

これらの口コミから分かったのは、

いびき治療を行っている方たちには、以上の特徴があることが分かりました。

これらの特徴から、いびき治療で病院を受診する際には、鼻腔内と口腔内の状態から、睡眠中の状況など総合的に診て判断してくれる専門の病院を受診するのがおすすめです。

また、いびきの症状のみならず、希望に応じて治療を提案している医師を頼るのも重要なポイントと言えます。
いびき治療は睡眠時無呼吸症候群の診断がされれば、保険適用の3割負担で治療が行えますが、それ以外のいびきの治療には全額自己負担での治療になるため、費用の面でも相談しやすい医師を頼るとよいでしょう。
いびき治療に不安がある方は、インターネットなどに記載されている口コミを確認し、どのような対応がされているのかもチェックしてみてください。

いびきは睡眠中の無意識の状態で起こるため、家族やパートナーの指摘で自覚するものですが、原因が多岐にわたるため、自己判断するのは難しいのが現状です。
人によっていびきの原因やパターンは異なるものの、適切な治療を受けることでいびきを改善する効果が期待できるため、いびきに悩んでいる方はまずはいびき治療を専門の病院・クリニックで相談から始めてみると良いでしょう。